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病気という『気』

先日、男性の新患さんがERTを受けに来られました。

30年間アトピー性皮膚炎を患われており、「何とか治したい!」と様々な治療法を試され、藁をもすがる思いで研究所に来られたようです。

その患者さんからこんな質問を受けました。

「先生のお子さん(優先生)も長年アトピーを患われてますよね。先生は息子さんの治療をされていないんですか?もしされていたとして今もアトピーが治ってないってことは、ERTでアトピーは治らないってことですよね。そこの部分をハッキリお聞きしたいのですが?」

その「ごもっともなご意見」に思わず私は微笑んでしまいました。

改めて言われてみれば、ERTを始めて15年近くなりますが、息子をまともに施術したことはありません。

症状がひどい時に限り軽減させるためのアプローチは時々致しますが、定期的にERTを施してきませんでした。

「なんてひどい親なんだ!」
「ERTに自信がないのでは?」
「息子さんと仲が悪いのかな?」

なんてお声が聞こえてきそうですが、その理由を問われたとしたらきっと私はこう答えるでしょう。

「彼のアトピーには感謝しかないからです」と。


思い起こせば、

彼の持つ「免疫機能(血と骨髄)」の移植によって白血病の長男は助けられました。

彼のアレルギーが、「NAET」と言うアレルギー除去療法に私を導き、今のERTが創られるきっかけとなったのです。

彼がアトピーであるがゆえに、元々不摂生でだらしない生活をしがちな彼は「自己管理と健康管理の大切さ」を学べています。

そして彼の病気に対する苦しみがあったからこそ、25歳になってフリーターから私の元に弟子入りし、鍼灸学校に通い、同じような苦しみを持つ方の力になりたいと治療家を志すようにもなりました。


私は『病気=全て悪』とは決して思いません。

病気にも『何らかの意味』を持つものがあり、それが多くの人々に『優しさ』や『思いやり』や『成長』をもたらしてくれる場合もあるはずです。

私は息子のアトピーに関しては、まだ2〜3年続くと感じています。

2〜3年後に来る大きな出来事を機に「病気」という『気』が『何らかの使命』を果たし、その時点で急激に症状が改善していく気がしています。(あくまでも息子の今後次第ですが…)

それまではこのアトピーに感謝しつつ、彼が日常生活に負担がない程度にERTで症状を安定させながら温かく見守っていくつもりにしております。


彼もそんな私の思いを知ってか知らずか、どんなにひどい症状の時でも、痒みで寝られない夜が続いても、アトピーであることを恨んだり、落ち込んだり、イライラしたりせず、保湿剤ひとつで気丈に仕事に向き合い成長しようと頑張っております。


たまに「大丈夫か?」と聞く私に対して、「全然平気!」と笑う顔からは『この試練を必ず乗り越えるぞ』という気迫すら感じます。


さて、最初にお伝えした「新患さんのご質問」ですが、余計なことは何も言わずにこうお答えさせて頂きました。


「ERTは病気を治す施術法ではありません。ご自分の治る力(治癒力)を高めるためにありとあらゆる方法でアプローチしアドバイスしています。もしあなたがERTの概念を理解されず、ご自分の現状を前向きに受け入れず、「ERTで治してくれるなら通院する!」的な考えを持たれているなら、ERTは決してオススメできません。そういう類の治療院に行かれることを心からオススメします。」


現状の自分を忌み嫌い責めてばかりでは負のスパイラルからは抜けらません。

そして今世、意味があって背負ったエネルギーは、自分を安定させ高めていく事が解決への一番の近道だと確信しています。

ERTではそのサポート役をいつも目指しています。
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Author:ertpuro
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